科学技術の発達前に人間が行っていた奇妙ずぎる行動!!

今思えば考えられないことだが、すごいことです。

科学技術の発達により、日々の生活はますます便利になってきている。冷蔵庫やパソコンといった家電製品から、古くはトイレットペーパーなどの日用品まで、日常生活を送る上で欠かせないものばかり。しかし技術が進歩する以前の人は、一体どんな生活を送っていたのだろうか? 今回は科学技術が進歩する以前の人間が行っていた、奇妙な行動5選を紹介しよう。

■カエルを牛乳にドボン!

冷蔵庫のおかげで、生の野菜や肉を何日も保存することが可能になった。しかし冷蔵庫が発明される前は食品の長期保存が難しく、特に牛乳は常温保存だとすぐに腐ってしまっていた。そこで当時のロシア人は、生きたカエルを防腐剤代わりとして牛乳の中に入れていたという。バカげて聞こえる方法だが、カエルの皮膚を覆う抗菌ペプチドが牛乳の腐敗防止に役立ち、冷やさずとも長期間の保存を可能にしていた。カエルが持つ抗菌ペプチドの効果が解明されたのは、わずか5年前。先人の知恵は正しかったことが証明された。

■大便後はトウモロコシが大活躍

日々の生活において、トイレットペーパーはなくてはならない日用品の1つだが、意外なことに、キチンとしたトイレットペーパーは19世紀の終わり頃まで発明されていなかった。ヨーロッパ人によるアメリカ大陸の植民地化が開始された当時は、当然のように柔らかいトイレットペーパーがあるはずもなく……。彼らは大便をした後のケツ周りの処理を、身の回りの物で済ませなくてはならなかった。そこで考えられたのは、大量に残ったトウモロコシの芯でケツを拭くという方法。現代では考えられない荒業だが、エコだといえるかもしれない。

■オネショで起床

農場に暮らす人は鶏の鳴き声で朝の訪れを知り、町の住民は教会の鐘の音で目を覚ますなど、さまざまな目を覚ます術を持っていた。しかし教会を持たず鶏も飼育していなかったアメリカの先住民は、非常に斬新な方法で目を覚ましていたという。彼らは就寝前に可能な限りの水を飲み、膀胱がパンパンに膨れ上がった状態で就寝。そして夜明け前には、膀胱が破裂する感覚とともに“オネショ”によって起床していたとか。ちなみに、産業革命期の英国では「ノッカー・アッパー」と呼ばれる、依頼人を目覚めさせる職業も存在していた。

■粉砕した瓦礫で歯をブラッシング

“健康な歯は長生きの秘訣”とも言われほど、歯を清潔に保つことは大切な日々の習慣。しかし歯ブラシが発明される以前の人類は、歯磨きにとんでもない材料を使用していた。古代ギリシア人やローマ人は、粉状に砕いた骨やカキの貝殻を使い歯を磨いていたが、産業革命の頃には、砕いたレンガや陶器の破片で歯をブラッシング。またエリザベスI世が統治していた頃の英国では、人々はもはや歯磨きをやめ、逆に虫歯だらけの歯がカッコいいと口々に語り合っていたという。

■長い爪は金持ちの証し!?

2014年11月、62年間にわたり爪を伸ばし続けたインド人男性が、“片手の爪が世界一長い”としてギネス世界記録に登録された。5本の指から伸びた爪は平均約180cmと、想像を絶する長さだ。爪切りが発明されたのは19世紀も終わりに差し掛かった頃の西洋諸国で、発明以前にはナイフで爪を削ぎ落したり、噛み切ったりしていたという。しかし一方で当時の裕福な中国人の間では、爪を長く伸ばすことがステータスであり、金持ちの象徴とされていたという。
(文=山下史郎)

 

(出典 news.nicovideo.jp)

 

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