伝説のソロモンの指輪をトルコで発見か!

色んな伝説があるものですが、本当ならすごいですね。

『旧約聖書』に記される古代イスラエル第3の王ソロモン。天使や悪魔を使役し、動植物の声を聞くことができる魔術的力を持っていたといわれるが、それを可能にしたものこそ、神ヤハウェから授かったとされる「ソロモンの指輪」である。ノーベル賞を受賞した世界的動物行動学者コンラート・ローレンツの傑作『ソロモンの指環』も、この逸話から名付けられたものだ。

■リアルトゥームレイダーが「ソロモンの指輪」を発見!

これまで、ソロモンの指輪は伝説の域を出ないと信じられてきたが、なんとこの度、トルコでソロモンの指輪と思しきリングが発見されたとのニュースが舞い込んできた。

【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/10/post_14705.html】

英紙「The Sun」(10月4日付)などによると、トルコ・アマスィヤ州の地元警察が、ある墓場荒らし(tomb raider)グループのアジトを家宅捜索したところ、彼らがかき集めたとみられる古代品のなかに、伝説のソロモン王の指輪らしき一品が紛れ込んでいたというのだ。

地元警察は窃盗団がどこでこれらの品々を入手したかは未だ調査中とのことだが、本物であれば歴史的大発見になることは間違いない。以前トカナでもお伝えしたように、ソロモン王は、指輪のみならず、大天使ミカエルから魔術書『アルス・ノトリア』も授けられた、人並み外れた智者として『旧約聖書』などで描かれている。今回の発見が彼の魔力の真相を暴く鍵となれば良いのだが……。

■地元博物館の分析結果は……?

ところで、伝承によると、ソロモンの指輪には「ダビデの星」と言われる六芒星、もしくは2つの三角形を組み合わせたデザインが描かれているといわれるが、押収されたリングを見てみると、そういったデザインははっきりと確認できない。、磨耗(ソロモンの指輪は鉄と真鍮(しんちゅう)からできているといわれる)のためかもしれないが、少々気になる点ではある。

トルコの英語メディア「Daily Sabah」によると、アマスィヤ州博物館の専門家が行った年代測定の結果、中世に製造された可能性が指摘されているが(本物であれば、2000年以上前でなければならない)、今後さらなる詳細な分析が必要だという。全ての分析が完了した後、同リングはアマスィヤ州博物館に展示される予定とのことだ。

真贋のほどは少々怪しいが、最終的な判断は今後の分析結果を待ってからでも遅くはないだろう。一縷の望みにかけて、続報を待とう。
(編集部)

(出典 news.nicovideo.jp)

 

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