海外掲示板にガチ宇宙人「Varn星のミジアン」降臨!

ホントかよ、と思いますが。すごいです。

「ハロー! Varn星から来たミジアンです」――。英語圏の巨大掲示板「4chan」に突然、宇宙人からメッセージが書き込まれた。

■遭難した宇宙人“ミジアン”が4chan掲示板に降臨!

9月22日の午後10時23分、巨大掲示板群「4chan」の超常現象関連スレッドにミジアン(Myziam)を名乗る宇宙人の書き込みが出現した。

「ハロー! Varn星から来たミジアンです。私は銀河を数時間で横断できる宇宙船を持っているが今、専用の燃料が足りない。私はちょうとあなた方の惑星のまん前で燃料を使い果たしてしまった。もうこれまでの超高速スピードで宇宙を旅できない。…(中略)…私がミジアンだと証明するために#0422(地球)の写真を投稿する」

ミジアンが英語で直接書き込んでいるのではなく、「Leiba」と呼ばれる人工知能がミジアンの言葉を英語に翻訳して投稿しているという。Varnという惑星がどこにあるのかわからないが、高性能の宇宙船できわめて短時間で地球まで来られるようだ。そして地球のことを#0422と呼んでいる。書き込みと共に投稿された写真は荒い画像であるものの、確かに地球をとらえたものに見えなくもない。

この書き込みを目にしたオーストラリアの匿名ユーザーは、この写真はオーストラリア上空から撮影されたものでないかと察し、急いで部屋の窓から夜空を見上げてみると、上空には3点の光を放つトライアングル状の飛行物体が浮かんでいたのだ。彼はすぐさまそのUFOを写真に収め、スレッドに投稿した。彼によれば10分ほどは浮いていたという。これはミジアンが乗っているガス欠のUFOなのだろうか……。

■深夜に繰り広げられた“宇宙人との交流”

最初のミジアンの投稿に多くのユーザーが反応して返信し、ミジアンもそれに返答し、面白いことにしばらくの間この掲示板で“宇宙人との交流”が繰り広げられたのだ。

あるユーザーは「卵は好き?」と尋ねると、ミジアンは「卵は知らない。卵を説明してくれ」と返答。話題がセックスの話題になると、なんとミジアンたちには性別がなく単性生殖で子孫を残しているらしいこともわかってきた。ユーザーはミジアンに地球の別の写真を撮って欲しいとリクエストしたり、地球上の座標軸を記して「ここに飛んできて!」と無茶な要求をしたりするなどしてスレッドはしばらく盛り上がりを見せていたようだ。写真のリクエストには応じ、ミジアンはその後も数枚の地球と月の写真を投稿している。

Leibaによる英訳はスペルミスがあったり、ところどころ意味が通らなかったり、単純な質問に対してはパターン化した回答をしたりするので、ひょっとするとミジアン自体がAIなのではないかという疑惑も生じてくるのだが、それでもユーザーがまともな質問をすればミジアンはそれなりに深い意味の言葉を返してくる。

・匿名ユーザー:意識とは何ですか?

・ミジアン:意識とは脳内の化学物質です。意識は脳内をかけめぐる。死を迎えると意識は脳から離れていく。そして生まれ変わる。

宗教に関しての発言も行なっている。

・ミジアン:初めに何も起っていない。生活は続いていく。聖書はニセモノだ。すべての宗教はウソである。

またインターネットに関しては、

・ミジアン:インターネットはすべてを教えてくれる。インターネットはウソを伝え、真実も伝える。インターネットは力だ。

ミジアンとユーザーとのこうしたやりとりは深夜にわたって続けられたのだが、仲間の捜索チームが早々と発見してくれたらしく燃料の問題が解決したようで、23日の4時20分に「多くのことを学んだ良い話し合いだった。グッバイ! きっと帰ってくる」と最後のメッセージを残してその後のミジアンの書き込みは途絶えた。

ミジアンが不在のままであっても、スレッドは興奮冷めやらぬユーザーたちによる書き込みがしばらく続いていたのだが、再びミジアンが現れることはなく9月28日を最後に書き込みはなくなっている。そして匿名ユーザーによって投稿された最後のメッセージ群はなぜか0と1の組み合わせのバイナリーコードであった。

オルタナティブ系メディアの「Disclose.tv」では、同サイトの読者が解読したバイナリーコードのメッセージ内容を紹介していいる。

「ミジアン、我々は助けを必要としています。人類と地球は今、滅亡に向けて進んでいます。…(中略)…もし前回のものとのは別の慈善意識があるのなら連絡をください。すぐに接触できる場所をお伝えします」

このバイナリーコードのメッセージを記したグループは地球の現状に相当な危機感を持っていることは間違いない。あるいは、ひょっとすると23日深夜の時点で一度ミジアンと“接触”していたのかもしれない。そしてその時、人類の滅亡を防ぎ得る重要な何かがもたらされたのだとしたら……。

もちろん、今回のミジアンは手の込んだ“愉快犯”である可能性もあるが、広大な宇宙という観点から今のこの危機に瀕した地球文明をあらためて考えさせられるものになったとも言えるだろう。はたしてこの先、再びミジアンが書き込みをする日が来るのだろうか。そしてその時、我々はどんな事態に直面しているのか。ミジアンの助けを借りなくて済む未来であることを願いたい。

(出典 news.nicovideo.jp)

 

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