人前での挨拶にしても、話をすること、苦手な人は少ないと思います。私もその一人ですが、一方で瞬時にして聴衆の心をつかむことができる方がいらっしゃいます。いったい何が違うのでしょうか。
何か特別なテクニックや知識をもっているわけではなく、コミュニケーションの本質を理解しているわけで、だそうです。
世の中には脳科学や心理学を学び、聴衆の心理を手に取るように理解している、という理論派の方がいます。ステップで話せば、相手は自分のことを必ず好ましく思うだろうという知識、テクニックがある人たちです。
しかし、そうした知識を学んだことがない、街のラーメン屋の店長のほうが人々の心をつかむことがあります。
恐れることなく、相手と目を合わせる
ＡＩではない、生身の人間であるからこそ必ずその人の心が触れ合う瞬間があるはずです。コミュニケショーンとは、このことです。
良好なコミュニケーションを取るためには、３つのステップが必要ということです。けっこうあたりまえのようなのですが、行っていない人が多いのです。
１つ目 「アイコンタクト」を取っているかどうか。
つまり、人の目をみているかどうかです。
２つ目 「笑顔かどか」
すなわち、相手の目をみて、ほほ笑んでいるか。
３つ目 「自然体かどうか」
どうですか。わかっているようで、できてなかったりします。眺めるのではなく、目を見る、目を合わせる、ことです。そして、「実はこれが苦手で、いつも人に助けてもらっていて」ということをアピールするのです。そうすることで、自然と人はあなたに共感します。そうなれば、あなたは人の目を見ることができるようになると思います。
ごく自然に相手の目を見ることができたら笑顔にすすみます。あまり難しく考えずにあ相手を大人だと思わない、と気が楽になりますね。
コミュニケーションの基本は笑顔であり、笑顔は人を癒し、感動を与える最も重要なボディランゲージです。どんなテクニック、理論よりも、笑顔がでるかどうかがコミュニケーションのポイントになりますね。
そして、自然体であることです。自宅で家族とくつろいでいるときと同じようにリラックスした状態で、家族や友人たちに向けるような自然な目線で目を合わせ、ほほ笑みかける。と一連の流れができれば相手の心にすこし入り込めるのです。
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