「先輩のウザいおしゃべり」を止める正しい法 失礼な態度をとれずに黙らせるには?

「急ぎの仕事で切羽詰まっているときに、先輩にただの雑談を始められてしまった場合の対処法」
を紹介します。

 あらかじめ”相づちを用意しておく”

大切な仕事が進まないようではいけません。
先輩用の相づちを用意しておくことです。さすがに相づちが1つだと「なめているのか」ということになりかねませんから、できれば3~4種類の使い分け、そのつど組み合わせていただければと思います。

その際、基本的に上の空で構いませんが、なんとなくでもいいので話の”トーン”だけは聞き分けるようにしてください。つまり、誰かに対する不満のような”トーン”であれば「それはないですよねー」。自分の自慢話をしているような”トーン”であれば「さすがですね」といった具合です。

どうぞ、あなたの脳の”2割程度”を使って対応してみてください。たとえば話を聞き洩らしたとしても、雑談ですから大した問題にはなりません。

そして、良いタイミングで「そういえば、あの話はどうなってましたっけ?」「ゴルフといえば、あの選手はすごかったですね」などというように、わざと別の話題を持ちかけてみなしょう。雑談力の高い先輩のことです、最初のうちはペラペラと話続けるでしょうが、しだいに自分から話がずれていきますと、人間というのはつまらなくなったり、面倒になってきたりするものです。ですから、無駄なおしゃべりもストップすることでしょう。

 以前、ある番組で、「○○といえば……」で話を切り替えるという、お笑いのタネのようなまのをやってたことがあります。たのえば、「美声の芸能人」をテーマに話していたときに、「声といえば、声にだして読みたい日本語とうほんがありまして…」と話を転換させていきました。これは、「なぜ急にその話題になるんで!」という突拍子もない切り返しを楽しむものですが、この「○○といえば……」方式を使いますと、たいていの相手が二の句が継げなくなるものです。

この「○○といえば…」方式を使って、ぜひ、無駄なおしゃべりから解放されてください。

 しゃべりかけられない”雰囲気”を出す

さて、もう1つの案として、そもそもしゃべりかけられないような”雰囲気”を出すというものがあります。つまり、”今、自分は仕事に没頭している”というモードを作り出すのです。たとえば、「あ、なんとなくしゃべりかけられそうだ」と感じたら、すぐさまパソコンに顔を近づけてキーボードをたたく速度を早くしたり、小さく「あ~」とため息をもらしてみてください。(笑)

こうすることで、あからさまに会話を拒絶するというわけでもなく、相手のおしゃべりをかわすことができるでしょう。

あるいは、これは許される環境下に限定されますが、集中モードを表現するための”片耳イヤホン”もおすすめです。これが両耳だと完全な拒絶になってしまいますが、片耳を空けておくことによって「少しは聞いている」「聞く余地がある」という表現になります。

また、手帳も使えます。おしゃべりな人というのは、総じて自分の話がしたいわけです。ですから、これを逆手にとって、「そういえば私もですね」「あ、私もこの間……」など、先ほどご紹介した「○○といえば…」方式で自分の話題をプラスすることにより、高確率で相手の口をふさぐことができるでしょう。

しかし、大人というものは、”1つのことしかできない”ようではいけません。「ちょっと、私は仕事に集中したいの、みんな黙って!」などと怒り出す人がたまにいますが、なんとも幼稚だと思いませんか?多少の雑音に慣れるためには、カフェなどで仕事をするのもおすすめです。

1つのことしかできないのが子ども、複数のことを並行して行えるのが大人です。つもり、少々のおしゃべりをしていても仕事を進めることができてこそ大人、という大きな度量も必要なわけです。「周りがうるさくて」「子どもがいたから」など、すべて言い訳です。みなさんは、どんな邪魔が入ろうと、自分のすべきことを淡々と行ってくださいね。

 大人は言い訳しない

言い換えると、自分が精神集中する状況を周りに求めないのが大人といことです。切羽詰まった人には、そもそも大人のイメージがないですよね。

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