英語を話せる子に、自然な勉強法を紹介します。

2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。

2025年には大阪で万国博覧会の開催が決定しています。

多くの観光客が日本に訪れることが予想されますね。

出入国管理法が改正され、これからの日本にはますます多くの外国人の
方々が住むようになりますね。

私たちはこれからの日本に生きる子どもたちにどのような英語を、どのように
身につけてもらいたいか。
そのために今すぐにでのも始めたいことを考えていきましょう。

言葉は聞くことが基本です。

自然に習得する母語も耳から聞いて身につけていきます。
人間は生後外界からの音の影響を受け、それぞれの環境によって覚える言葉が
決まります。

日本語を聞けば日本語を、英語を聞けば英語を、スワヒリ語を聞けばスワヒリ語を
身につけるということです。

子どもは母語とは異なる音である外国語を耳から聞いて、真似して口にすることは、
大人よりは簡単だといえます。

耳が敏感なだけでなく、外国語に対する心の壁が低いということもあるからです。
早い時期から英語の音に慣れておくことは、その後の英語習得にも効果的ですね。

耳にする英語は「意味のあるもの」がいいでしょう。
音楽や歌、子どもなら絵本のリーディングなどが最適です。

音楽なら英語のわらべ歌であるマザーグースや、子どもが好きな映画の英語の主題歌、
親御さんがすきな英語の曲でもいいですね。

日常生活の中に流れているということが重要なのです。

CDやモバイルで聞くことができると、リビングやキッチン、車の中でも聞くことができます。
家族によってどのような聞き方がいいのか、工夫をしましょう。

数年前、大好きになった映画「アナと雪の女王」の主題歌を「レリゴー」と最初は日本語で
歌っていた小学生の女子がいました。
彼女は何かのきっかけで原曲が英語だと知り、「英語で歌いたい!」と英語の歌を練習したそうです。
彼女はその映画が好きだったからこそ、歌を「英語で歌ってみたい!」と自分から思ったのです。
「上手に歌いたい」と何度も聞いて覚えたそうです。文字は読めませんから耳から聞いただけで
彼女はとてもきれいな発音で歌えるようになり、大満足したそうです。

絵本のリーディングは絵が内容理解を助けてくれるので、子どもにとってはわかりやすいですね。

日本語にも訳されている海外の絵本だと、内容を知っていて物語の英語を耳にできますから子どもも
楽しみながら聞いていられますね。

日本の書店でもアメリカやイギリスの絵本が日本語訳されてたくさん出版されていますから、それを
読み聞かせてから、たまに英語で読んでみるのもいいでしょう。

親が英語が苦手なら、朗読が録音されている教材を探すといいですね。
ただし、英語や録音状態も含め、質のいいものを選びましょうね。

子どもは聞き取った英語を真似して発語するよになります。
最初は英語に聞こえないようなところからスタートするでしょうが。
それでいいですね。

クリアに発音する必要はありません。
個々の単語の意味がわかっていなくてもいいのです。

「学ぶ」は「真似る」から始まりますから、心地よく口に出すことが大切です。
意味よりもむしろ日本語とは異なるリズムやイントネーションを捉えるほうが重要ですね。

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