人類の歴史をたたえる荘厳な修道院、モン・サン=ミシェル

海に浮かぶ聖地

あえて訳せば「聖ミカエルの山」

フランス北西部、サン・マロ湾に浮かぶ、周囲約900mの小島に建つ
修道院です。

もともとは先住民であるケルト人が崇拝していた島です。
966年に原形となる修道院が創建されました。

その後増改築を重ねて、13世紀に今のような姿になったといわれています。

サン・マロ湾は潮の干満差が激しくた満潮時に見る修道院の姿は、
まるで海面に浮かんでいるような幻想的な景観になります。

特に対岸から見る北壁は「ラ・メルヴェイユ(驚異)」と称され、その美しさ
から、年間300万人以上の観光客が訪れる人気のスポットとなっているんですね。

しかし、この地は負の歴史を抱えた島でもあります。

フランスとイギリスで争った「百年戦争」(1337~1453)では、
要塞とて用いられました。今でも壁には砲弾の跡が残っています。

その後、フランス革命によってカトリックへの迫害が始まると、牢獄として起用
され、長らく、海の牢獄と恐れられてきたのです。

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…(魔女の宅急便)・クロアチア・ドゥブロブニク(紅の豚)・フランス・モンサンミッシェル(塔の上のラプンツェル)・タイ・チェンマイ(塔の上のラプンツェル)…
(出典:産業(Impress Watch))


(出典 upload.wikimedia.org)

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