いまさら聞けない「ワカメの日」について

1983年(昭和58年)に日本わかめ協会が制定。
「こどもの日」にちなみ、子どもの成長、発育に欠かせないミネラル、カルシウム等を含んだワカメをたくさん食べてもらおうと設けられました。

◆ 5月5日は、わかめの日です。

実は、4月下旬から5月上旬は、おいしい新わかめが市場に出回る時期なんです。
わかめの採取が一段落した、5月5日が、ちょうど良いタイミングなんですね。
日本わかめ協会が1983年に「5月5日はわかめの日」と定めたんです。
子どもの日と同じ日にしたのは、お子さんにもわかめのことをもっと知って、好きになってもらいたいその願いが込められています。

全国各地で、「わかめ」の無料配布を行う【わかめ祭】などのキャンペーンを展開しています。

◆ 毎日わかめを食べると。

わかめに含まれるカリウムにはコレステロールや血圧を下げる効果があります。
また、余分な塩分を体外に排出し、動脈硬化を防ぐ効果もあります。
ぬめりのもとになっているフコイダンは水溶性食物繊維の一種で、血糖値を下げてくれます。
糖尿病や生活習慣病の予防や改善効果を期待できますね。

1日にどのくらい食べたらいいか。
わかめでは約8.1g、水に戻した乾燥わかめなら約6.8gで、1日の推奨量を満たします。
わかめを使用する際は、この数値を意識するとよいですね。

わかめをはじめとする海藻類は、ヨードという栄養素が豊富で、メラノサイトの働きを
活性化させます。
白髪が生えてくるのを予防する効果は高いといえるのです。
ミメラルやアミノ酸も含まれていて、白髪予防にいいといわれます。

◆ わかめの旬は。

わかめの旬は春、2月から5月です。
わかめは冬に種を蒔き、春に収穫します。
わかめは日持ちしないため、流通にのるのも春の収穫時期に限られます。

5月頃が、わかめの採取の最盛期を迎えます。
寒中に生えてくる新芽を生で食べるのが、もっともおいしいといわれています。

わかめは冷蔵庫で保存する場合2~3日しか日持ちしません。
下処理後はなるべく早く食べきりましょう。

  • ◆ わかめは体に良いです。

日本の中年男女を対象とする研究で、わかめや昆布、海苔などの海藻をほぼ毎日食べる人は、ほとんど食べない人に比べて、心筋梗塞などの虚血性心疾患を発症するリスクが低いことがわかりました。
特に女性では、リスクが44%低くなっていました。

というわけで、私は、毎日ワカメを食べたいと思いました。
わかめの日があることも知らなかったのですが、子どもの日と共に忘れずにいたいと思います。
わかめの日」5月5日です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました