月見草について最低限知っておくべき8つのこと

お花好きのあなた、月見草といお花を知っていますか。月見草、とても素敵な名前です。月見草についていつ咲き、どんな花で、花言葉はなどなど、疑問に思うことを紹介します。

① 月見草の花はいつ咲く

「月見草」は、夏の花ですが、温度さえ調整すれば真冬でも咲きます。
開花時刻も季節や気温よりまちまちですが、午後7時ごろから、つぼみがほぐれ始めると、みるみるうちに和紙のような純白の4枚の花びらが、ピンと広がります。
咲き始めから10分程度で満開になり月に照らされる様に咲くので、とても美しく、別名「月よりの使者」とも呼ばれています。

月見草は夜に咲く。

宵を待って花を咲かせるのでこの名前で呼ばれています。
夕方から一夜だけ花をさかせ、夕方の咲き始めは白花が、咲き終わる頃に、オレンジ色に花色を変えて朝になる頃にしぼむ一夜花です。
花期は5月から9月頃です。

マツヨイグサなどの夜咲きの植物は、受粉のために蛾を引きつけるために、夕方に咲いて繁殖に有利にしています。

 

② 月見草はどちらが原産ですか。

ツキミソウはアカバナ科マツヨイグサ属の仲間です。
メキシコなどの原産です。
日本には江戸時代に観賞用として渡ってきました。
神奈川県大和市にある、東急田園都市線の駅名にも「つきみ野」という地名があります。
開発以前に周囲に月見草が生い茂っていたことに由来します。

 

③ 月見草の花、どんな花

月見草というと、夜にひっそりと一晩だけ咲く、白花の花をイメージすると思います。
「月見草」は、アカバナ科マツヨイグサ属の植物全体を指す呼び名です。
マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、ヒルザキツキミソウなど、さまざまな種類があります。

 

④ 月見草の花言葉、意味

花言葉は「無言の愛情」「移り気」です。
月見草の花が夕方にひっそりと花開くことが由来です。
咲き始めは白い月見草の花が、咲き終わりには薄いピンク色に変化していることから「移り気」と言われます。

ヒルザキツキミソウの花言葉は「清純」「無言の愛」「固く結ばらた愛」「自由な心」
清らかで強い愛情のイメージですね。

 

⑤ 月見草は食べられますか。

マツヨイグサ、オオマツヨイグサ、メマツヨイグサ、アレチマツヨイグサ、どれも同じように食べられます。月見草のつぼみと穂先の芽の部分を摘みます。つぼみは細長いオクラのような形をしています。穂先は手で折れるくらいの柔らかいところを摘みます。

 

⑥ 月見草の特徴

月見草の開花期は5~9月で、夕暮れ時に咲き始めるのが特徴です。
咲き始めは白い花ですが、徐々にピンクへと変化し、翌朝にしぼんでしまいます。
現在日本ではほとんど栽培されていません。
ヒルザキツキミソウが、ガーデニングでは最もポピュラーに普及しています。

 

⑦ 月見草は肌にどんな効果

月見草の種子油には、リノール酸やγリノレン酸が多く含まれています。
年齢とともに体内でも生産量が減少する必須脂肪酸は、肌にとっても大きな役割を担ってます。
正常な肌バリアの形成に絶対に欠かせない重要なファクターです。
月見草種子油は皮膚の水分蒸散を防ぎ、肌のざらつきを解消し、細胞の成長と再生を促進する働きを持っています。
γリノレン酸には代謝を向上させ免疫力を高めることでアレルギー症状を抑制する作用があります。
アトピー性皮膚炎やニキビなどの肌のトラブルを改善することができます。

⑧ 月見草は何月の花

6月21日、8月30日の誕生花です。

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