もっと簡単に日傘の色選び使い方

突然ですが、日傘の色、選びに困っていませんか。紫外線対策には、黒なんですよ。
おしゃれを考えたら、黒は選ばないと思うのですが、日傘について疑問をまとめました。

1: 日傘の色選びと紫外線カット効果


1-1: 日傘のカラー選びのポイント

基本的には明るい色ほど紫外線を通しやすく、暗い色ほど紫外線が通りにくいと言われています。

1-2: 白と黒の日傘が人気の理由

日傘に使用されている生地の厚みや密度にもよりますが、太陽からの紫外線対策が目的の場合は、外側が黒の日傘が効果的と言えます。
白は光を反射するため、傘表面の温度の上昇は黒に比べると緩やかで、なにより視覚的に涼しさを感じる効果がありますね。

1-3: 日傘の内側が黒色の効果とは

日傘によって差はありますが、照り返し防止には内側が黒い傘がおすすめです。
ポリエステル素材の場合、淡色なら紫外線の熱を反射してより涼しいので外側が白い日傘がおすすめですね。

2: 日傘の色、紫外線カット


2-1: 日傘の色で一番涼しい色は

色だけで日傘を選ぶ場合、黒などの濃い色は赤外線を吸収するので生地自体が熱くなります。
白やシルバーなどは赤外線を反射するため、日傘の生地が熱くなりにくく、涼しく過ごせます。
白などの淡い色よりも黒などの濃い色の方が紫外線(UV)をより遮ってくれます。

2-2: 日傘の色で焼けない色は

黒い色・暗い色は光りを吸収する性質があり、紫外線を通しにくいとされています。
白い色や明るい色の日傘に比べると遮光効果や日焼け対策の効果が高いのが特徴です。
内側が黒色・暗い色の日傘であれば、地面から照り返す光の対策も可能ですね。

2-3: 紫外線を通しにくい色の順番は

黒色⇒ネイビー⇒ダークグレー⇒黄色⇒青・緑⇒白色

3: 快晴の日に限らない日傘の活用


3-1: 日傘は、いつからさす

夏季は8時から17時くらいまで。
日差しが強く、この時間帯は紫外線も強力に降り注ぎますので。
特に11時から14時までの時間帯は紫外線量がピークを迎え、昼12時の紫外線量は朝8時の約9倍にもなります。
この時間帯に出かける時には日傘を携帯して、紫外線対策を行ってください。

3-2: 冬は日傘は必要ですか

冬は紫外線量が少なくなるだけで、なくなるわけではありません。
冬でも注意が必要ですね。
冬は太陽の位置が低いので、顔や首などに紫外線が当たりやすくなります。
ですので、冬でも夏同様の対策が必要です。

3-3: 曇りでも日傘は必要か

雨の日でも紫外線対策が必要とされています。
雨の日でも紫外線は降り注いでいるためです。
気象庁のデータによると、くもりの場合は快晴時の約60%、雨の日の場合でも快晴時の約30%の紫外線が降り注いでいるとされています。

4: 傘、日傘の歴史


4-1: 日傘の歴史

開いたり閉じたりすることができる、画期的な開閉式の傘(日傘)が誕生したのは13世紀のイタリアです。
その後、スペイン、ポルトガル、フランスなどのヨーロッパに広がりました。
多くの貴婦人に愛用され、1893年世紀頃にはイギリスで現在の構造(開閉式)の日傘が開発されました。
でも、雨が降っても傘はささずに濡れていたそうです。

4-2: 日本に日傘はいつから

平安時代の宇多天皇の頃(在887~896)に、紙を張った傘が作られるようになりました。
「からかさ」として雨を防ぐ実用面から次第に広まっていきました。
鎌倉・室町時代になると、公家や武家・社寺などの上流階級だけでなく、庶民間でも使用されるようになりました。

4-3: 昔の日本の傘

日本の歴史上に傘が登場したのは9~11世紀頃です。
宗教的、政治的に権威がある人に差し掛けるための「差し掛け傘」です。
身分の高い人が持つ物、もしくは仏像の頭上や寺の天井に施されたような、象徴的な神のような存在に対して使われるものでした。

5・まとめ


というわけで、日傘は、暗い色がベストですね。
紫外線は、目に見えないので気にならなかったりしますが。
肌の影響は、本当にすごいです。若いうちから絶対に気をつけた方が良いです。
あとから後悔してもしきれません。
ぜひ、日傘を活用しましょう。

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