父の日はいつでしょうか?また、その由来や世界各地での父の日の過ごし方について紹介します。

父の日のプレゼント 母の日と比べて影が薄い印象のある父の日。具体的な日付を毎年忘れてしまう人もいるでしょう。また、なぜ父の日があるのか知らない方も多いかもしれません。ここでは、父の日の日にちやその由来、日本と世界の父の日事情についてご紹介します。

父の日はいつ?

父の日は毎年6月の第3日曜日に祝われます。この日は父親に感謝の気持ちを伝えるための特別な日です。

  • 2022年: 6月19日
  • 2023年: 6月18日
  • 2024年: 6月16日
  • 2025年: 6月15日
  • 2026年: 6月21日
  • 2027年: 6月20日

6月は何かと忙しい時期ですが、父の日を忘れずに感謝の気持ちを伝えましょう。

父の日の由来

日本やイギリス、カナダなどで広まった父の日の起源には、母の日が深く関係しています。母の日は1907年にアメリカで始まり、1914年に国民の祝日として制定されました。

1909年、アメリカのジョン・ブルース・ドッド夫人(ソノラ・スマート・ドッド)は、母の日の存在を知りました。彼女は男手一つで育てられた経験から「父の日がないのは不公平」と思い、父親にも感謝する日を設けるよう牧師協会に嘆願。1910年6月に初めて父の日の式典が開催されました。

その後、1916年に大統領が父の日に関する演説を行い、広く認知されるようになりましたが、正式に制定されるまでには長い時間がかかりました。アメリカで父の日が正式に記念日として制定されたのは1972年です。

日本での父の日の始まり

日本で父の日が始まったのは1950年頃とされています。当初は認知度が低かったものの、1981年に設立された「FDC 日本ファーザーズ・デイ委員会」の活動やデパートの販売戦略により、1980年代には広く浸透しました。

父の日の定番ギフト

父の日のギフトとして人気の高いアイテムを紹介します。

フラワーギフト

父の日にはバラが定番です。アメリカでは、存命の父親には赤いバラを、亡くなった父親には白いバラを贈ります。日本では黄色いバラが一般的で、「愛する人の無事を願う」という意味が込められています。しかし、黄色いバラには「嫉妬」などのネガティブな花言葉もあります。気になる方は、ひまわりを贈るのも良いでしょう。

好みの食べ物や飲み物

父親の好みの食べ物や飲み物も人気です。うなぎや海鮮物、お肉など、日常的に味わいにくい少し高級な食品や、ビールやウイスキーなどの好みのお酒を贈るのも良いでしょう。

実用品

父親のライフスタイルに合わせた実用品も喜ばれます。ポロシャツや甚平、ネクタイ、腕時計、ハンカチなどが定番です。父親の趣味に合わせたアイテムや健康グッズも人気です。

夫婦で使えるプレゼント

母の日と父の日を一緒にお祝いするのもおすすめです。旅行券やペアアイテム、レストランの招待券などを贈ると、夫婦で楽しむことができます。

国によって違う世界の父の日

世界の父の日事情を紹介します。

韓国

韓国では5月8日に「両親の日(オボイナル)」があり、両親に感謝の気持ちを伝えます。母の日がないのは不公平だとして制定されました。カーネーションや現金、商品券、旅行券などが贈られます。

台湾

台湾の父の日は8月8日です。中国語で父親を意味する「バーバ」と「88」の発音が似ていることから決められました。縁起の良い数字であることも理由です。

アメリカ

アメリカの父の日は6月の第3日曜日です。家族で過ごすことが多いそうです。

イタリア

イタリアの父の日は3月19日です。聖母マリアの夫でイエス・キリストの養父である聖人「サン・ジュゼッペ」の祝日で、宗教色が強いです。

ドイツ

ドイツの父の日は「キリスト昇天祭」の日に行われます。父親に感謝する日というよりも、外でお酒を飲んだり友達と楽しむ日として親しまれています。

フィンランド

フィンランドの父の日は11月の第2日曜日です。他に祝日がないため、11月に定められました。手作りのプレゼントや手紙を贈ります。

感謝の気持ちを伝えよう

父の日は、家族のために頑張るお父さんに感謝の気持ちを伝える大切な日です。由来を知り、日にちを覚えておくことで、忘れずにお祝いできます。ギフトやメッセージカードで感謝の気持ちを伝えてみましょう。

 

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