メロンの食べ頃を見逃さない！正しい切り方をマスター

甘い香りとジューシーな果肉が魅力的なメロンは、丸ごと購入すると食べ頃がわかりにくいことがあります。せっかくなら最高の状態で楽しみたいですよね。

この記事では、メロンの旬や食べ頃の見分け方について解説し、切り方や正しい保存方法も紹介します。

メロンの旬と選び方

メロンには様々な品種があり、ウリ科キュウリ属に分類されます。代表的な品種にはアンデスメロン、夕張メロン、プリンスメロンなどがあり、主に初夏に旬を迎えます。ただし、高級メロンであるマスクメロンは1年中栽培されているため、いつでもおいしく楽しめます。

メロンは大きく分けて表面が網目状のネット系とツルツルしたノーネット系があります。一般的にスーパーで見かけるのはネット系ですが、世界にはノーネット系もたくさんあります。

おいしいメロンを選ぶには、色ムラがなく均等な形のものを選びましょう。重みのあるものほど果肉が詰まっていておいしいことが多いです。また、ネット系メロンの場合、網目が細かく均一であるほど甘みが強いと言われています。

メロンの食べ頃を見極めるためには、つる、果皮、柔らかさ、音、匂いをチェックします。

メロンは常温で追熟させます。食べ頃になる前に冷蔵庫に入れると追熟が止まってしまいます。食べ頃になったら冷蔵庫で保存し、早めに食べましょう。切ったメロンは、種とワタを取り除き、ラップでしっかり包んで冷蔵庫で保存します。

メロンは下の方が甘いため、縦半分に切って均等に分けると良いでしょう。まず、種とワタをスプーンで取り除きます。その後、果肉と皮の間に包丁を滑らせて切り離し、食べやすいサイズにカットします。小さな子供でも食べやすいひと口サイズにするのも良い方法です。

メロンは初夏に旬を迎える果物です。購入後は追熟させてから食べ頃を見極めましょう。見た目や匂い、触感をチェックして最適なタイミングで楽しんでください。完熟したメロンは数日で発酵してしまうので、食べ頃になったらすぐにいただきましょう。

メロンが丸ごと手に入ったら、追熟させるために適切な温度と置き場所を選びましょう。ツルを上にして時々上下左右を入れ替えると、果汁が均等に行き渡り、全体が甘くなります。完熟のサインは、ツルが茶色くなり、果皮が黄色みを帯び、甘い香りがすることです。

食べる前に冷蔵庫で冷やし、縦割りに切って頭側から食べると、甘みを均等に楽しめます。残ったメロンは冷凍してシャーベットのようにすると良いでしょう。カットメロンは早めに食べきることをおすすめします。

メロンの最盛期を迎えるこれからの季節、上手に追熟させて、おいしくいただきましょう。